完全無料でネットショップ開設!「BASE(ベイス)」を攻略(1)
公開 2021年06月06日 Category:無料でネットショップを開店「BASE」
BASE
自分で作った服や工芸品をネットで売りたい! でもネットショップを開くのってお金も手間もかかりそう、と思うかもしれません。ネットショップ出店サービスBASE「ベイス」を利用すれば、タダで、手軽な操作でネットショップを開設することができます。
本当に無料?その中身は
BASEの公式発表によれば、3年連続ネットショップ開設実績No.1。(2021年3月時点)
タダでネットショップ開設、と言っても実際のところどういう仕組みなのか、不安になりますよね。BASEも運営企業があるWebサービスである以上、利益を得ていかなければ存続できません。その不安を一つ一つ解消していきましょう!
定額料金・決算手数料
BASEは入会費用・月額費用は完全無料です。では運営会社はどうやって利益を得ているの?となりますよね。それは、商品が売れるたびに売り上げから手数料を差し引いているわけです。
決算手数料 (各注文ごとに)3.6% + 40円
サービス利用料(各注文ごとに)3%
一回の注文で 合計5,000円の商品、500円の送料の場合
決済手数料
5,500円 × 3.6% + 40円 = 238円
サービス利用料
5,500円 × 3% = 165円
合計403円が売り上げから差し引かれ
手元に残るのは 5,097円です。
基本的にはこの手数料でBASEは成り立っています。
いかがでしょうか。手軽にネットショップを開設できるサービスとしては
本格的にやってみる価値はあるのではないでしょうか。
振込手数料・事務手数料
その次に売り上げを最終的に銀行などに入金(振込申請)する際に、料金が発生します。
振込手数料
一律 250円
事務手数料
振込申請額が2万円未満の場合 500円
振込申請額が2万円以上の場合 0円
です。
3000円の入金申請であれば
振込手数料250円・事務手数料500円 = 750円が差し引かれ、2250円が入金されます。
20,000円の時点で入金申請すれば
事務手数料は無料になり、250円の振込手数料が差し引かれ
19,750円の入金となります。
小出しに振込申請すると少し痛いですが、ある程度まとまった金額で振込申請(入金手続き)をすればタダで使えるサービスとしては優良なのではないでしょうか。
例えば100,000円で振込申請すれば、実際入金される額は 99,750円(100000円 – 250円)です。悪くないでしょう?
合計はこれだけ
売り上げから差し引かれる金額は、上記の点のみです。まとめると
<売り上げから引かれるもの>
・決算手数料
・サービス利用料
<入金時に引かれるもの>
・振込手数料
・事務手数料
この4つだけです。
これは商品が売れたときに差し引かれますので、ショップの月額利用料、初期費用は
完全無料です。
商品がしばらく売れなくても、固定費はかからないのでじっくり腰を据えてショップを運営することができます。
まとめ
今回は、3年連続ネットショップ開設実績No.1「BASE」の利用料にフォーカスしてみました。いかがでしたでしょうか。売れた時に手数料+利用料、入金時に手数料がかかり、売れていない状態で固定費用がかかりません。実際の店舗に当てはめてみると、家賃がかからないということです。これはなかなか魅力的ではないでしょうか。